【活動レポ】「砂浜トレーニング」

<span class="hpt_headertitle">【活動レポ】「砂浜トレーニング」</span>

4月の走りの教室は、ぜひ取り入れたかった「砂浜トレーニング」!

開催日前日まで猛暑日が続いていましたが、当日は暑すぎない最高のお天気の下、元気なカリフォルニアキッズが集まってくれました。

今回、なぜわざわざ、足場の悪い砂の上という環境でトレーニングをしたのか?

短距離走における砂浜トレーニングのメリットとは?

『砂浜では、地面からの反発が少ないため、素早い切り返し動作を行わないとスピードを出すことができません。そのため、太ももを上げるのに欠かせない腸腰筋を鍛えるトレーニングになる』

『不整地な砂浜を走ることで、足の指の力を使い、足の裏の筋肉も鍛えられる』

『走りづらい砂浜を走る場合、身体のバランスが崩れるため、バランスをとるために細かい姿勢を保つ筋肉が強化されます。その結果、走りの良い動きを見出し、良いフォーム習得につなげることが出来る』

何より青空の下、みんなで砂浜を走ったら楽しい!!

という思いで、開催にいたりました!

まずは、5・6歳クラスから。
砂浜は歩くだけでもかなりの疲労を伴いますが、みんな元気に最後までトレーニングを終えることができました。
音への素早い反応を養うため、いろいろな形からスタートする変形ダッシュ等も取り入れ、全身をめいっぱい使ったトレーニング内容です!

トレーニング後は、4月22日の「Earth Day」が近いことから、海洋ゴミについての学びタイムをいれました。「分解」という言葉を学び、紙やビニール、ペットボトルが分解されるまでの時間をクイズ形式で学びました。

魚や鳥などの生物が、人工のごみとエサの区別ができずに食べてしまうことで病気になったり、死んでしまうこともあること、リサイクルの大切さ等、5歳、6歳の子供達が自分の言葉で説明してくれたことにびっくりでした!
4月はEarth Dayにちなんだビーチクリーニングやワークショップ等のイベントが各地で開催されていますので、ご家族皆さんで地球環境を考えてみてもいいですね。

(calmommyでは、SDGs(Sustainable Development Goals)達成への取り組みも積極的に行っています。)

そして小学生クラス。通常メニューのウォーミングアップ、ドリルの後は、「変形ダッシュ」や「スケートジャンプ」を取り入れました。これらは、スプリントにとって重要な、「音への素早い反応」「加速力を身に着ける」ことを狙ったトレーニングです。普段は簡単にできるような動きでも、砂に足を取られるのでみんなあっちへこっちへ!

トレーニング後の座学は、トップアスリートとして活躍してきたコーチによる「走る心」の学びです。

ここでは、短距離走を早く走るための技術がびっしり!! ではなく、人としての豊かな成長が、陸上を始めすべてのスポーツの上達にも繋がるというもの。

「今思い返せば、中学校の陸上生活は、気持ちや生活指導ばかりで走り方の技術の声掛け等は、ほとんど無かったように思います。」とコーチ談。

スタッフ一同、走りの教室で、走ることや運動することの楽しさの外に、どんな小さな目標でもその夢を持つ素晴らしや自分を信じる心など、子供達に伝えていけたらな、と思っています。

みんなで走って!転んで!笑って!、とっても楽しい砂浜トレーニングになりました。貴重な日曜日にご参加頂いた皆様、ありがとうございました!

おまけ🎵

クラス後は、穴掘りや、貝探しに勤しむ子供達。穴を掘ったり、貝を拾っては波から逃げたり、ママ達に見せに砂浜を走ったり、そしてまた海へ戻っていく・・・の繰り返し。これが何よりの運動ですね!!