【My Story】Stella Education代表 金子照美さんにインタビュー

My Story
～世界へチャレンジする日本人へインタビュー～

今回は、カリフォルニア州West Los Angeles地区で日本語教育塾を経営する金子照美先生にインタビューさせて頂きました。

塾名であるStellaの意味と教育方針を教えて頂けますか

ーStellaは、イタリア語で”星”という意味です。輝く未来の星（子供）たちに愛を・・・・という思いで名づけました。

私がこれまでに、出会った生徒や保護者の方は、約1000人以上になります。今も昔も、子供たちの良いところを見つけ、ほめて伸ばしていくことを心がけています。わからない時は、「大丈夫！」と声をかけ、できるまで、そばで励まして、指導します。

「ほめて、みとめて、はげまして！」

Stella Educationではどんなことが学べますか？

ー現在は、平日クラス、土曜日日本語クラス、アフタークラス、マミー＆ミークラス、そろばん＆算数クラス、ピアノクラスを開講しています。

また、日本語の絵本を貸し出しするステラ図書館や、土曜日の夜にお子様達をお預かりしてゲームや工作、映画を観たりして、楽しく過ごすサタデーナイトデーティング等も行っております。

ステラエデュケーションでは、ひとり一人の能力を育てながら、信頼できる先生やお友達と一緒に、楽しく学ぶ場でありたいと、心から願っております。そして、未来を担うお子様の「はじめの一歩」をお手伝いできれば、幸いです 。

渡米のきっかけ、Stellaを始めた経緯を教えてください

ー妹がロサンゼルスに住んでいたことをきっかけに渡米しました！
いつか自分で教室を開きたいと漠然と思っておりましたが、独立は夢のまた夢でした。ところが、勤めていた教室が、急にクローズすることになり、通っていた生徒達も私も困ってしまい、自分で教室をスタートすることを決めました。

苦境からの独立！とても勇気が要ったと思います。独立に至るまでに大変だったことや、「海外で働く」上で大変だな、と感じたことはありますか？

ー起業すること自体には、不安なかったのですが、場所探しには本当に苦労しました。なかなか場所が見つからず、一体いつになったら、このトンネルから出られるのか、私が起業する意味があるのか、自問自答の日々でした。結果的には、5年探し回ることになりました。

あとは、言葉の問題、日本との教育の違い、文化の違いには、やはり戸惑いと苦労がありました。

Stella教室の広告等を見かけないのですが、生徒さんはどうやって集められているのですか？

ー 初めは5人でスタートしましたが、場所が見つかってからは少しずつ生徒さんが増えていき、現在に至っています。教室の広告は今まで出したことはなく、全て口コミで来ていただいています。

教室を拡げて大きくするよりも、少人数で目の届く範囲でさせて頂きたいと思っています。

子供たちに伝えたいこと（または、ママ・パパに伝えたいこと）がありますか ？

ー怖がらずに、いろんなことにチャレンジしてほしいです。失敗したっていいんです。その経験が自分の宝になります。パパやママさんも、子供達が最初の一歩を踏み出せるように、背中をそっと押してあげて欲しいと思います。

アメリカは「自己主張」の国です。自ら発言しないと何も起きません。プレスクールの時から、自分の意見を人に伝える教育をしています。

確かにこの国で生活するのに、それは非常に大切ですが、日本が大切に伝えてきた「奥ゆかしさ」や「人の気持ちを察する」そういう文化も大切に伝えて行きたいと思います。

今後の目標を教えてください

ー海外から見た日本の素晴らしさをどんどん子供達に伝えていきたいです。日本の行事などを通して、体験できる場を作っていきたいです。

起業することは、自分に全て責任がかかってきますが、その倍もやりがいがあります。そして、今まで多くの人に出会い、支え助けて頂きました。人との繋がりを大切に、また少しずつ社会に貢献して行きたいと思います。

カリフォルニアに住んで楽しいこと・お勧めなことがあれば教えてください

ーやはり青い空ですね。そして、海に近いこと。犬を飼っているので、ペットフレンドリーなビーチ沿いのおしゃれなカフェが多いことも、うれしいポイントです。

てるみ先生、お忙しい中、貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。

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